シャープのこれまでの軌跡


1976年、国産初の実用衛星「うめ」に搭載してから現在まで、160基以上もの人工衛星に シャープの宇宙用太陽電池が搭載されていますが、これまでトラブルは一度もなく、その性能を充分に発揮し ています。無人化が常識となった灯台でも、シャープの灯台用太陽電池は1900カ所以上で常に安定した電 力を供給されています。


放射線が飛び交い、プラス180度からマイナス190度という激しい温度差がある宇宙や、風速50mを 超える強風や高波を浴び、塩害をもたらす潮風にさらされ続ける灯台など、人が容易に近づくことのできない、 過酷な条件のなかで使用されるのは、高い信頼性があるからこそ。とくに、宇宙用の太陽電池を提供している企 業は、世界でもほんの数社しかありません。シャープは宇宙航空研究開発機構認定メーカーとして、高い技術を 提供しています。そして、その技術は一般の住宅用や産業用の太陽電池にも活かされています。 人々の生活をより便利に、より安全なものにするため、ソーラー技術の開発を続けておられます。


1994年には、「日本中の屋根をソーラー発電に」することを目標に、住宅用ソーラーシステムを商品化し ました。住宅の屋根にとどまらず、公共施設や教育施設でも、その活躍の場を拡大しています。モンゴルや中国の 電力が通じていない無電化地域でも、ソーラーが稼働し、病院の医療器具などのエネルギーとして、人々の暮らし を支えています。


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世界トップクラスの生産量を誇るシャープ


新しい建材として注目されているシースルータイプの太陽電池は、変換効率を損なうことなく、太陽の光を透過 させるので、ビルの外壁全体をソーラーパネルとして活用できるようになりました。また、池や湖の水面に設置する フロート型太陽電池は、発電するだけでなく、水面の一部を覆って遮光することで、アオコなどの発生を抑制し、 水質の劣化を防ぐ効果が期待できます。シャープは、約半世紀にわたる技術実績をベースに、独自の新しい技術開発 に全力で取り組んでいるのです。


日本のソーラーは、世界でもトップクラスの生産量を誇っています。シャープは、2007年末、累計生産量2GWを 達成しました。世界全体の累計生産量が8GWですから、世界にある太陽電池の約4分の1がシャープ製ということにな ります。生産された太陽電池は、日本国内だけでなく、海外にも送り出されています。


日本と同様、エネルギー資源に乏しい、ヨーロッパの多くの国々では、環境への意識が非常に高く、自然エネルギ ーへの取り組みに積極的だと言われています。オーストリアのザルツブルグ空港では、厳しい環境マネージメントを 実施し、騒音の減少や二酸化炭素排出量の抑制などを目指して、ソーラーシステムが稼働しています。ドイツのバイ エルン州ゾネンでは、市民からの出資で大型のソーラー発電所が運営されており、電力会社へ売電した収益が市民に 還元されています。また、国土の約半分が海面より低いため、先進国のなかでも、もっとも地球温暖化に関心がある といわれるオランダでは、首都アムステルダムの中央銀行本店でソーラーシステムが活躍しています。 これらの施設で導入されているのが、シャープの太陽電池なのです。


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